今回は、ケミカルピーリング治療の体験談について書いていきます。 5回セットの治療を6回以上は受けましたので、治療効果についてもよりリアルにお伝え出来ると思います。
Contents
ケミカルピーリング治療について
私の場合は、新しいニキビが出来ては治ってをバンバン繰り返している時期に治療をしていますので、そのような状況に対してどのような効果が出たのかをお伝え出来ればと思います。
実際の施術内容、施術後の様子、治療効果の3ステップに分けて書いていきます。
実際の施術内容について
下記の流れで施術が行われました。
クリニックによっては多少異なるところもあるかと思いますが、大きく変わることはないと思います。
①洗顔
余分な皮脂やホコリを取り除くための洗顔となります。クリニックにて用意されている洗顔を良く泡立て、優しく洗い流します。
②ピーリング剤を顔全体に塗布
ピーリング剤を顔全体に塗布していきます。
その後は約5~6分ぐらい時間を置いた後、奇麗にふき取っていきます。
ピーリングの濃度は、症状に合わせて事前に看護師さんor医師から説明があり
ました。当然ですが、濃度が濃い方が高い効果を期待できますが、一概に高い方
が良いというわけではありませんので、クリニックと相談して決めましょう。
私の場合は治療最初の頃は低い濃度で肌を徐々に慣らしていき、高濃度治療と
レベルアップしていきました。ヒリヒリ感は濃度が強い程あります。
痛みは特にないですが、若干の痒みがありました。
③ニキビのコメド(皮脂)排出
ニキビ専用の器具を使用して、毛穴に詰まっているコメド(皮脂)を排出して
いきます。炎症ニキビとなっている個所は、ニキビの中心のみを針で穴を空け
てニキビの芯を排出します。
皮脂詰まりが深い場合、無理に排出してしまうと逆に悪化してしまう可能性があるため、看護師さんの判断に任せます。
グイグイと圧をかけて押す場合があるので、その時は多少痛いです・・・(´;ω;`)
④施術後のパック
ケミカルピーリングはグリコール酸※1を使用して施術が行われましたし、コメド排出によって肌が非常に敏感な状態となっています。
術後の肌トラブルを防ぐためにも、中和パックにて約10分ほど顔全体パック
が行われました。ヒンヤリして気持ちい感覚です
※1ケミカルピーリング治療は、基本的にサリチル酸またはグリコール酸のいずれかが使用されます。両方の違いについては、後述します。
⑤保湿、日焼け止め
最後の仕上げとして、看護師さんによって保湿クリームを顔全体につけても
らった後に、日焼け止めを塗ってもらいました。
ケミカルピーリング後は、肌が弱っているので日焼けは絶対にNGとなります。
基本的にニキビ治療の後は、日焼けNGなので日焼け止めは塗ることになり
ます。私個人的には、ベトベトするので日焼け止めは嫌いですが、肌を守る
ためには仕方ないので、毎日日焼け止めを塗っていました。。(´;ω;`)
実際の施術内容は以上となりますが、先ほどのサリチル酸・グリコール酸による違いを書いていきます。
【豆知識】 サリチル酸・グリコール酸の違い
まず、サリチル酸とグリコール酸についてそれぞれ説明し、その後、それそれのピーリングの違いについて紹介していきます。
サリチル酸ピーリングとは?
角質剥離ピーリングです。この為、皮膚の奥まで浸透しないので、血液中にピーリング剤が吸収されずに安全です。 そのため、施術中の副作用やトラブルは少なく、刺激が少ないけれども、角質剥離作用が強いのが特徴です。
サリチル酸⇒1ヵ月に1回の治療ペース
グリコール酸ピーリングとは?
フルーツ酸を使ったピーリング剤です。肌の状態に合わせて濃度を自由に調整できるのが特徴です。一部のアレルギーの方は、サリチル酸を使用できないため、グリコール酸にて治療する形になります。
グリコール酸⇒2週間に1回の治療ペース
サリチル酸とグリコール酸 どっちで治療すればいいの?
どちらも肌のターンオーバーを正常化して、美肌へと導くのは同じです。、
角質を除去する強さで比較すると、 サリチル酸の方が優れていますし、グリコール酸にはニキビ菌を殺菌するという作用がありますので、ニキビを予防で比較すると、グリコール酸の方が優れています。
つまり、角質を除去して肌のごわつき感が気になる方には、サリチル酸がオススメで、ニキビ予防を徹底していきたい方にはグリコール酸がオススメだと言えます。
一概にどちらが良いという事ではありませんので、ご自身が受診するクリニックにてどちらの酸を使用しているかを確認して、アドバイスを聞いてみることが大切になってくると思います。
施術後の様子について
治療後は、顔全体が赤くなりましたが、顔全体がツルッツルッ!!になりました。
炎症ニキビがあって、それをコメド排出時に潰した箇所の赤みが特に目立っていた感じです。
赤みについては、1週間程で収まってきました。
ニキビが出来ていた箇所は、表面が軽い瘡蓋状態になってしまう時もありましたが、洗顔を繰り返していくうちに自然と剥がれ落ちていきました。
なので瘡蓋が出来てしまっても、しっかりとスキンケアを行っていれば問題ないと思います。不安でしたら、クリニックに電話で相談してみることがお勧めです。
ケミカルピーリング施術後注意すべきこと。
その① これでもかというぐらい、保湿をすべし!!
ケミカルピーリング治療後は、肌がとても乾燥しやすくなっていますので、いつも以上に化粧水をたっぷりと使い、肌に充分に吸収させ、その後は保湿液にて、肌に吸収させた水分が蒸発しないようにする必要があります。
十分な保湿を行わないと、肌トラブルを引き起こす可能性がありますので、とにかく徹底して保湿を意識することが非常に大切となってきます。
その② 日焼け止め対策を徹底的にすべし!!
ケミカルピーリング治療後は、肌に赤みが出ますし、肌がとても敏感な状態になっています。
そんな状態で強い日差しを浴びて日焼けをしてしまうと・・・・
色素沈着を起こしてしまいます。なので、せっかくの治療を無駄にしないためにも、日焼け止めは毎朝塗るように心掛けてください。
男性の方でも、日焼け止めは必須です。
そして、夜の洗顔時には通常の石鹸で洗顔する前に、クレンジングオイルにて日焼け止めを事前に洗い流してからの、洗顔をお勧めいたします。
理由ですが、クレンジングを使用しないと日焼け止めを落とすためだけに洗顔が行われ、皮脂を十分に落とせなくなってしまい、毛穴の皮脂つまりを起こす原因につながるからです。
その結果として、ニキビが出来てしまう可能性を増やしてしまうのです・・・
なので、多少手間はかかりますが、日焼け止めをしっかりと使い、しっかりとクレンジングオイルで洗い流すということがとても大切になってきます。
ケミカルピーリング後には、上述していることに注意していただければ、
私の経験上は特にトラブルなく過ごすことが出来ると思います。
肌は個人個人によって違うので、治療後に異変を感じたらすぐにクリニックに相談することも大切な心構えになってきます。
自己判断して、手遅れにならないようにするのもポイントとなります。
最後になりますが、ケミカルピーリングでの治療効果についてとなります。
ケミカルピーリング治療効果について
1クール5回を6セット以上、つまり合計すると30回以上の
ケミカルピーリング治療を受けてきた筆者が実感した効果は・・・・
第三者からも最近肌綺麗になってない??と言われるぐらいまで、 綺麗になりました!!!
私自身の実感としても、肌全体のザラツキや毛穴の開きが治療前に比べると
だいぶ良くなったという感覚はありました。
じゃあ、新しく出てくるニキビに対してはどうだったかといいますと、
かなりの効果がありました。
確実に新しく出来てしまうニキビの量が減ってきましたし、出来てしまっても
比較的にすぐ治るようになっていました。
ですが、ケミカルピーリングはクレーター状のニキビ跡には効果がありません。
なので、私の場合はケミカルピーリングとダイアモンドピーリングというニキビ跡の 凹凸を滑らかにしていく治療を併用して治療を行っていました。
なので、治療効果の結論をまとめると、ケミカルピーリング治療を継続すると、
新規ニキビが減少し、肌全体のキメが整い、ツルツルの肌に近づいていくという
ことになります。
あくまでも私の実体験では上記の結果となりましたが、治療効果には個人差がありますので、 看護師さんや医師としっかりと相談し、自分に適した治療プランにて治療を行っていくことが 大切になってくると思います。
私のケミカルピーリング治療体験談は以上となります。
少しでも皆さんの治療選択の参考になれば幸いです。
コメント