ワキガ手術をした後の、ニオイの再発って気になりますよね。
ネットなどで調べてみると、「ワキガ手術をしたけどもワキガ臭が再発した」、「ワキガ臭がそもそも軽減されていない」といった口コミも出てきますよね。
私も実際にワキガ手術の剪除法を体験していますし、手術を受けるに伴い色々と調べて勉強をしました。
今回は、その内容を皆さんとシェアしたいと思います。
その結果として、皆さんのワキガ手術に対する不安が少しでも軽減すれば幸いです。
ワキガ手術で再発？ 【ワキガ臭が再発する理由】
まず、ワキガ治療には手術系以外にもレーザー系のミラドライ治療や、ボトックス注射などもありますが、今回はワキガ手術＝剪除法（せんじょほう）として記事を書いていますので、事前にご認識下さい。
ワキガ手術の剪除法は、脇を切開してアポクリセン線というワキガ臭の元になる汗腺を１つ１つ取り除いていく手術となります。
ニオイの元になる物を物理的に体内から取り除いていますので、ワキガ臭が再発するといった事は基本的に考えにくいとされています。
その他のワキガ治療としてどんなものがあるかを知りたい方は、こちらにまとめています。
ワキガ手術で再発？ ワキガ臭再発には２つの理由があります
普通に考えてみてもらえれば分かると思うのですが、ワキガ手術ではワキガ臭の元になる、アポクリセン線を物理的に取り除きます。
脇から物理的にニオイの元を取り除くのだから、ワキガ臭が再発することって考えにくいですよね？？
この考えは正しいのですが、現実問題として、ワキガ手術をしたにも関わらず、「ワキガ臭が強く残っている」、「再びワキガ臭が気になり始めた」といったように、ワキガ臭が再発したと感じる方がいます。
ワキガ手術後のワキガ臭再発には、２つの理由があるのですが、そのほとんどが、ニオイの元となるアポクリ汗腺の取り残しです。
ワキガ手術の剪除法は、アポクリ汗腺を眼で直接確認しながら１つ１つ取り除いていく治療になるため、医師の技量に左右される傾向が強いです。
同じ費用・同じ治療であっても、どの医師に手術をしてもらうかによってワキガ手術後の効果が変わってくると言っても過言ではないですね。
なので、ワキガ手術は施術実績が豊富にある美容クリニックでの治療をオススメします。
通常の皮膚科でも大きめの病院であればワキガ手術を実施してくれるところもあるのですが、ワキガ手術を専門的に行っている美容クリニックと比べると手術実績が圧倒的に少ないようです。
当然ながら、大きい病院の医師でもワキガ手術を数回しかやったことがない方もいらっしゃるという事です。
何事もそうですが、多く経験した方が上手くなりますよね？？
医者も人間なので、例外ではないです。
ちなみに、ワキガ手術の痛みが気になる方は、こちらにまとめています。
ニオイの元になるアポクリセン線は、１０～１６歳ぐらいの第二次成長期に一気に増加します。第二次成長期が終われば、それ以降は増えることがないとされています。
上記理由からも、基本的にはワキガ手術を第二次成長期中の方に実施されることは少ないと思われますが、早期に治療をしてしまったため、その後汗腺が増加してしまい、ワキガ臭再発となってしまった患者さんも少なからずいるようです。
ワキガ手術を実施する場合は、美容クリニックにしっかりと相談をしてニオイ再発リスクの少ない年齢になってから実施することをオススメします。
ワキガ手術で再発？ 【ワキガ臭が再発する理由】 まとめ
最後に内容を簡単にまとめていきます。
ワキガ手術の剪除法を実施すると、ワキガ臭の再発は基本的には起こらないと考えてよい。
ただし、ワキガ手術は医師の技量に左右される治療となるため、ニオイの元となるアポクリセン線の取り残しが多いと、「ワキガ臭が再発したと感じたり」、「ワキガ臭の軽減を実感できなかったり」といった術後トラブルが発生することもある。
そのため、ワキガ手術は実績が豊富な美容クリニックで実施するのがオススメです。
また、ワキガ手術をする年齢が早すぎると、体の成長に伴い、再びアポクリセン線が増加してしまうリスクがあるので、手術を受ける年齢はクリニックの先生としっかり相談しましょう。
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今回の記事が、ワキガ手術を検討している方の不安軽減に少しでも役立てば幸いです。
最後までお読み頂きまして有難うございました！
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