こんにちわ。ワキガ・多汗症治療としてミラドライの認知度は高いと思います。
名前は聞いたことあるけど、実際どんな治療なのか？
今回はミラドライについての記事となります。
Contents
ミラドライについて
ミラドライってどんな治療なの？
ミラドライとは、電磁波をワキの下の皮膚に照射し、わきがの原因であるアポクリン腺という組織を破壊する治療の事です。
切開をしないため、術後の行動制限が少なく、傷痕が残らないというのが特徴となります。
従来、ワキガや多汗症の治療に用いられてきた手術は、治療効果の永続性は高いですが、メスを使用して切開する為、どうしても傷痕が残ってしまうトラブルなどが少なからずありました。
私自身も手術を受けていますが、傷痕がまだ残っています。どれだけ目立たなくなるかは、様子見中です。筆者が何故ミラドライではなく、手術を受けたのか？その理由は後述します。
手術の体験談は別記事で記載していますので、気になる方はそちらを是非見て下さい。
ミラドライ どんな効果があるの？
ワキガと多汗症に効果を発揮します。ワキガの原因となる、「アポクリン腺」、多汗症の原因となる「エクリン腺」を照射によって破壊するためです。
剪除法との違いは？
他の治療との違いが気になりますよね。剪除法はアポクリン腺除去を目的とした手術になります。なので、多汗症の原因とはるエクリン腺への効果はあまり望めません。
傷痕がなるべく残らないように切開範囲を小さくして手術することが多いです。切開後に皮膚をひっくり返して、医師が目で確認しながらアポクリン線を取り除いていく為、医師の技量によって効果が大きく変わります。
治療期間中は、抜糸などの為に通院が必要となってきます。筆者も抜糸後の傷痕化膿トラブルのため通院した経験があります。
その点ミラドライは、照射治療なので医師の技量による治療効果の差があまりないと言われています。
ミラドライの費用は？
保険適用外の治療となるため、治療費は上がります。
クリニックによって費用は変わってきますが両脇で約35万ぐらいとなります。決して安くはないですよね…私がミラドライではなく、手術を選んだのは、費用が安かったためです。
ちなみにですが、私は両脇て4.2万円程でした。これが保険適用のチカラです。
ミラドライのダウンタイムはどれぐらいなの？
手術ではないので、脇の固定が不要であり基本的に日常生活への支障は出ないです。照射部位の内出血が1週間程度、浮腫みが1〜2週間程度続くようです。
照射当日から、シャワーも可能なので体を清潔に保ちながら生活できるのは、忙しい方にとっては有難いですよね。
ミラドライは臭いが再発するって口コミもあるけど実際は？
ミラドライでは、十分な照射レベルで、漏れなく照射することがポイントとなります。一回の治療で汗腺の7〜8程度を破壊する事が可能と言われており、その程度破壊されれば、多少の汗腺が残っていても、人並み以下の臭いになると言われています。
ですが、実際にミラドライで治療したけども臭いが再発してきたと感じている方がいるのも事実となります。
じゃあ、臭い再発は何故なの？
基本的に二つのケースが考えられます。
①医師の経験不足
照射の強さが不十分だったり、照射範囲に漏れがあったりすると、汗腺を完全に破壊出来ないです。照射が不十分で完全に破壊されていなくても、汗腺は傷つくため活動が弱まります。
そのため、ミラドライの治療直後は汗や臭いが弱まりますが、しばらく経てば回復してしまうのです。
なので、切開手術程に医師の技量に左右はされませんが、照射実績が多くある信頼できるクリニックを選択する必要があります。
②成長時期に治療をして、成長に伴い新しい汗腺が作られてしまった
18歳未満だと発育途中なため、治療を受けても新しい汗腺が作られてしまう可能性があります。そのため、治療直後は臭いが弱まっても、汗腺が作られてしまうため、臭いが再発したと認識してしまうのです。
なので、18歳以上になってから治療をすることで、余計な出費を抑える事が可能になってきます。未成年の方は家族や医師と良く相談されてから、治療をすることが何よりも大切だと思います。
ミラドライについてのまとめ
ミラドライについてまとめていきます。
傷跡を残さず、ほぼ永続的な治療効果を維持することが可能である。
実績のある信頼できるクリニックを選択する必要がある。
切開手術と違い、日常生活にほぼ支障なく治療が可能である。
治療費用が両脇35万程かかるので、財布との相談が必要である。
発育途中で治療をすると新しい汗腺が作られてしまうため、臭いが再発してしまう可能性がある。
以上となります。
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